若水技研の強み

STRENGTH

若水技研はロールtoロールに特化した装置メーカーです。

50年来、国内大手PETフィルムメーカーの生産設備の開発改善改造を行ってきました。
その経験からウェブ搬送を科学するマシンメーカーとなりました。

01.

ウェブハンドリングを科学する

シートやフィルムを取り扱う現場ではシワや傷、ゆがみなどが不良品の発生につながっており、重大な課題となっています。
これはロールとウェブの間に空気が巻き込まれることによって摩擦係数が減少し、滑りが生じることが原因の大半です。

  • ロールとシートの間に空気が入る
  • 摩擦力が低下する
  • 搬送が不安定になる
  • シワや傷、ゆがみが発生し不良品になる

若水技研はこの問題を正面から研究し、原因の科学的な解明と各現場での問題解決に取り組んできました。大学など研究機関との連携を含めて学術的なエビデンスも確立し、大手企業さまでの導入で必要になる技術資料のご提供も可能です。
技術の進歩や製造現場の高精度化により、ウェブハンドリングで扱うシート素材は以前と比べてとても薄くなっています。そのため、従来のハンドリング技術では対応できない現場が急増しています。そんな製造現場で求められるウェブハンドリングの技術と性能をご提供し、お客さまの課題を解決いたします。

02.

最適なウェブハンドリングをご提案

若水技研はウェブハンドリング関連機器の専門メーカーですが、私たちの仕事は製品を作ることだけではありません。フィルムやシートを取り扱うお客さまの製造現場において何が最適か、コストパフォーマンスに優れているかを考え、ご提案するトータルソリューションをご提供しています。

若水技研の独自開発製品であるマイクログルーブロールは、ロールを交換するだけでシワや傷といった問題の解決が可能です。問題を解決するために設備全体を交換するよりもはるかに低コストで、設備交換に伴って長期間生産ラインを止めることもありません。もちろんお客さまのニーズや現場の事情を踏まえてシート搬送設備全体の構築をご提案することもあります。
大切なのは、お客さまにとって何が最適であるか。こうしたソリューションの提供により、若水技研の製品は電池や5G、液晶パネルなど主要な産業の製造現場で活躍中です。

03.

国や自治体の認証

若松技研のモノづくりとソリューションは、国や自治体による各種の認証を得ています。2020年には、経済産業省が「地域経済の中心的な担い手」を認証する地域未来牽引企業に選定されました。
その他にも、大阪府が高度な技術力や品質などを有する企業を表彰する「大阪ものづくり優良企業賞」、同じく知的財産への取り組みが優秀と認められる企業を表彰する「知的財産部門賞」の両方を受賞しています。
また、近年では若水技研製品の模倣品、模造品が目立つようになってきました。これらの製品が登場したことは若水技研の製品に対する評価の裏付けでもありますが、オンリーワン技術を保護するために特許の取得を通じてさらなる技術的発展および研鑽を目指しています。

04.

「ナノ」の精度で新たな価値を創造

若水技研が手掛けるウェブハンドリングではフィルム、シートの素材がどんどん薄くなることで、より高度かつ高精度な技術が求められています。そこで若水技研は次なる新たな技術領域である超微細加工「ナノ」への挑戦をはじめています。
ナノ加工を可能にするための新社屋、工場を基礎工事から構築し、必要な設備を完備しました。こうした態勢を整えることにより、3Dディスプレーやバイオメカニクスといった分野で飛躍的な技術革新を目指しています。
学術の世界には、実際の加工技術が伴っていないために理論研究に留まっている領域があります。若水技研はこうした研究を実際の形にすることで、これまでになかったもの、ここにしかないものを世に送り出していきたいと考えています。

ページトップへ